スプライトシュピーゲル III いかづちの日と自由の朝 (3) (富士見ファンタジア文庫 136-10)作者: 冲方丁,はいむらきよたか出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/11/01メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 40回この商品を含むブログ (95件) を見るオイレン…

タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステム作者: クリスチアンシャヴァニュー,ロナンパラン,Christian Chavagneux,Ronen Palan,杉村昌昭出版社/メーカー: 作品社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (11件) …

日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)作者: あらゐけいいち出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/07/26メディア: コミック購入: 19人 クリック: 448回この商品を含むブログ (336件) を見る日常 2 (角川コミックス・エース 181-2)作者: あらゐけいいち出…

ガンダム00 雑然とした感想*1 本日、いままでため込んでいた分をまとめて消化して、色々と思ったことについてつらつらと、まとまりはないです。 「武力による戦争の否定」 今更言うまでもなく激しく矛盾してますね。でも、個人的にはその「矛盾している」と…

ロック・ラモーラの優雅なたくらみ作者: スコットリンチ,Scott Lynch,原島文世出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/06メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (16件) を見る ファンタジーの魅力とはなにか。 その答えは各者各様でしょうが、…

HELLSING 9 (ヤングキングコミックス)作者: 平野耕太出版社/メーカー: 少年画報社発売日: 2007/11/09メディア: コミック購入: 7人 クリック: 39回この商品を含むブログ (251件) を見る 狂気の吸血鬼マンガも完結間近となってきました。本作のおもしろさなん…

世界の涯の物語 (河出文庫)作者: ロード・ダンセイニ,中野善夫,中村融,安野玲,吉村満美子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/05/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブログ (66件) を見るこの短編集の諸作品を一読すると、ある…

身体の社会学のブレークスルー―差異の政治から普遍性の政治へ作者: 後藤吉彦出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る 「身体」。今のところ人間が人間である以上絶対に逃れることができな…

しかし、個人的に一番面白かったのは全体に張り巡らされたメタ的仕掛けでしょうか。ミステリの定型の一つであるクローズドサークルの悪趣味なパロディを現実化したような館。「探偵」の推理の真実を決めるのが、その場の人間の多数決だという館の「ルール」…

インシテミル作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/08/30メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 598回この商品を含むブログ (348件) を見る謎の館「暗鬼館」に実験のモニターとして破格の時給に引き寄せられ集った12人の男女。その実験とはた…

官能小説の奥義 (集英社新書)作者: 永田守弘出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/09/14メディア: 新書購入: 6人 クリック: 32回この商品を含むブログ (31件) を見る 個人的には官能小説にしろエロゲーにしろジュブナイルポルノにしろ、それらを語るときに重…

漫然と本等の感想としていましたが、それだといまひとつ書きにくいと感じることが多かったので、その日一番印象に残ったものについて一つ書くことにする。というスタイルでしばらくやってみます。（本、映画、アニメ、スポーツ、美術、音楽等なんでも）

自由を考える―9・11以降の現代思想 (NHKブックス)作者: 東浩紀,大澤真幸出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2003/05/01メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 13人 クリック: 117回この商品を含むブログ (149件) を見る 実に大仰なタイトルです。「自由」であ…

(集英社新書)" title="愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 (集英社新書)">愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 (集英社新書)作者: 小宮正安出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/09/14メディア: 新書購入: 10人 クリック: 56回この商品を含むブログ (41件) を見る…

神は妄想である―宗教との決別作者: リチャード・ドーキンス,垂水雄二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/05/25メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 257回この商品を含むブログ (185件) を見る それにしてもこのドーキンス、ノリノリである。 と、ドー…

かなり忙しくなったので、出力の気力がわかず長期間の放置になりました。 仕切り直しと言うことで最近読んだ本から感想再開。 リハビリ（？）なので短めに 麦ふみクーツェ (新潮文庫)作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: …

時間割 (河出文庫)作者: ミシェル・ビュトール,清水徹出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/12/05メディア: 文庫 クリック: 21回この商品を含むブログ (32件) を見る フランス人の主人公ジャック・ルヴェルが濃霧と煤煙で満たされた、イギリスの都市ブ…

家族八景 (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1975/03/03メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 361回この商品を含むブログ (220件) を見るテレパシー能力を持つ少女家政婦火田七瀬が、平凡な家庭の裏側の醜さを照らし出す。実にブラック…

よもつひらさか往還作者: 倉橋由美子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見る グラスの向こうに冥界が見える 酔いしれてさまよい遊ぶ 黄泉平坂（よもつひらさか）のぼりおり 素敵な内容紹…

授業や発表で忙しくて、なかなか書くところまで行かない今日この頃です。とりあえずいくつか簡単に 幸福論―“共生”の不可能と不可避について (NHKブックス)作者: 宮台真司,鈴木弘輝,堀内進之介出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/03メディア: 単…

ウェブ社会の思想 〈遍在する私〉をどう生きるか (NHKブックス)作者: 鈴木謙介出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/05/26メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 8人 クリック: 111回この商品を含むブログ (132件) を見る再帰性近代の現代をウェブ上の言説…

スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)作者: カート・ヴォネガット・ジュニア,和田誠,伊藤典夫出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1978/12/31メディア: 文庫購入: 26人 クリック: 894回この商品を含むブログ (233件) を見る 主人…

ガリヴァ旅行記 (新潮文庫)作者: スウィフト,中野好夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1951/08/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (33件) を見る ちょっと気になって再読してみました。初読はたしか小学生の時、巨人国までの簡…

あしたのロボット作者: 瀬名秀明出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (30件) を見る 「鉄腕アトム」に描かれた未来、ではないけれど―。人間とロボット、ともに永久ではない存在の共生の形…

虚航船団 (新潮文庫)作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1992/08/28メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 851回この商品を含むブログ (82件) を見る（9/21） ……これはすごい。今まで読んでいなかったのか！ というSF方面からのお叱りは甘受するとし…

わたしたちの田村くん (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 168回この商品を含むブログ (328件) を見る わたしたちの田村くん〈2〉 (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/…

黒魔術のアメリカ―人はなぜ悪魔を信じるのか作者: アーサーライアンズ,Arthur Lyons,広瀬美樹,和田大作,鈴木美幸出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1994/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る現代アメリカの黒魔術というか、黒魔術カルトを…

まあ、時間がない原因は通学に時間がかかることが一点ではありますが、主原因はうちに帰るやいなやアニメを見たおしているから。 つまり自業自得。 妖星伝 (3) (講談社文庫)作者: 半村良出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/10メディア: 文庫この商品を含む…

妖星伝 (1) (講談社文庫)作者: 半村良出版社/メーカー: 講談社発売日: 1977/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見る妖星伝 (2) (講談社文庫)作者: 半村良出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見…

ヱヴァンゲリヲン新劇場版感想です。ネタバレしているので気になる人は注意 概要としては1話から6話の再構成、新作化 というわけでアスカはいません 総論 一見して感じたのは、きちんと終わらせるつもりだ。ということでした。 旧作の魅力の一つは、どこか統…