パサージュ論 第2巻 (岩波現代文庫)

パサージュ論 第2巻 (岩波現代文庫)


一巻丸ごとボードレール。彼の詩作そのものというよりも、彼が探求した「新しいもの」、現代性といったものへの断章といった印象。
ボードレールについて語られた批評断片の集積から見えてくるのは、ボードレールのパリ、そして19世紀のボードレール、パリのボードレール。とでも言える多様な詩人像であり、都市像。

パサージュ論という全体の一部であり、また全体の象徴であるような断章であったように思います。



[映画]



23時間以上押井守作品を放送し続けるNHK-BSのトンデモ企画第一夜。今日は「Ghost in the Shell

http://www.nhk.or.jp/animegiga/oshii/


今見ても古びないというか。電脳描写の多少の機械などのデザイン的な古さを問題にしない演出の鋭さ、やはり何度見ても素晴らしい作画(今見ると更に作画陣の豪華さが際だつし、そのメンツの大半が参加というか、監督と作画監督を務めている電脳コイルのとんでもなさが際だちますね)
素子が語る身体や自我に関する議論は今の自分が聞くととっても腑に落ちるというか、昔はよくわかっていなかったなあと思った(今でもわかってるか自信はないけどね)